まるで、カンバスに描いた絵画のようなパウダーフュージングランプ。現代ガラス作家・水吉郁子さんのオリジナル技法による作品をお届けします。
パウダーフュージングの特徴は、和紙を思わせる温かい質感とカラフルな色使いです。優しい街並みやユニークな顔など、想像力をかきたてるモチーフも高く評価されています。
「日常のなにげないことに気持ちを向けると幸せな気分になります」という水吉さん。多くのファンを持つ独自の世界観をお楽しみください。
パウダーフュージングでは、「パウダー」の通り、砕いて粉状にしたガラスを使います。まず色とりどりのガラス粉を、棚板と呼ばれる基盤に置いて絵柄を描きます。絵画に例えると、棚板がカンバスでガラス粉が絵の具というわけですね。
これを電気炉で焼成すれば作品の完成です。ガラス粉が溶けあうと細かい気泡が内部に封じ込められ、美しく乱反射するガラスに生まれ変わります。パウダーフュージングランプの優しい光線はこうして生み出されるのです。
神奈川県川崎市にアトリエを構えるガラス作家・水吉郁子さん。東京造形大学テキスタイルデザイン科を卒業され、ガラス作家になる前は服飾デザイナーだったそうです。
ガラスとの出会いは自然なものでした。絹織物のように光に溶け込んだ質感と色彩を求めるうち、いつしかガラス作家になっていたとか。パウダーフュージングは「絵を描くように自由にカラフルにガラスを使いたい」との思いから生まれました。
水吉さんは現在、個展やガラス工芸の講師として大忙し。女性ならではの優しい視点から生まれたガラス作品を、ぜひお楽しみください。
スタジオGLASSCOM
水吉郁子(みずよしゆうこ)
http://glasscom.com/yuko/

空を流れる雲をみたり、ちいさな花が風に揺れていたり、近しい人と話をしたり、日常のなにげないことに少し気持ちを向けてみると結構幸せな気分になります。
そんな毎日の、いろいろを大切に思う気持ちを作品にしています。光で変わるガラスの色を眺めたり、あかりを灯すといつもの部屋が違って見えたり、そんなことで日常の中にある気持ちの変化を楽しんでいただければ嬉しいです。
水吉郁子
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