ステンドグラスと聞くと、西洋の教会を思いうかべる方が多いのではないでしょうか。ステンドグラスは、キリストの教えを伝える手段として発展してきました。テレビのない時代の人々にとって、ステンドグラスの美しさは格別だったに違いありませんね。
現代では、一般のご家庭でもステンドグラスを目にすることがあります。ステンドグラスは長い歴史の中で改良され、19世紀末にはステンドグラスランプが登場。女性を中心に根強い人気を誇っています。色鮮やかな光の芸術で、インテリアに華を添えられてはいかがでしょう。



ステンドグラスはどのように作られるのでしょうか。
その製法と、ランプに転用された背景について簡単に説明します。
ステンドグラスでは、色とりどりのガラスをつなぎ合わせて、絵や模様を表現します。古代ローマ時代から19世紀まで、その製法は脈々と受け継がれてきました。
ですが19世紀末、新しい芸術様式「アール・ヌーヴォー」の作家たちの手で、新しい技術が次々と生み出されます。
中でも際立った発明は、ルイス・コンフォート・ティファニーによる「乳白ガラス」と銅テープでガラスをつなぐ技法。繊細なランプシェードと表現力は、これらの発明がなければ生まれなかったとさえ言われています。
美しい模様が輝くステンドグラスランプ。
その形状も、作品によって微妙に異なっています。
美しくカーブしたシェードの形も、ぜひ見ていただきたいポイントです。もともと窓に用いられてきたステンドグラス。それが、なぜ立体的に成形できるのでしょう?
秘密は「カッパーホイル」。ガラスに銅のテープを巻き付けハンダで固定するテクニックです。カッパーホイルを使うことで、より薄く立体的な造形ができるようになりました。
ステンドグラスランプは高尚なだけの芸術ではありません。家庭用品としても十分に機能するように、細やかな技術が息づいているのです。

ステンドグラスランプには多くの表現があります。
その中でも、最も有名で親しまれている表現が、「ティファニー調」です。
“ティファニーランプ”という言葉をご存知でしょうか。宝石をちりばめたランプを想像しそうですが、ステンドグラスランプを代表するジャンルのことです。
これを生み出したのが、ティファニー創設者の息子、ルイス・コンフォート・ティファニー。「ティファニー調」のステンドグラスは「ガラスの絵画」と称されています。
自然のモチーフをあしらった大胆なデザインと繊細な表現力。ゴージャスな薔薇からシックなものまで、貴女のインテリアに最適なランプを探してみてください。
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